史上最大規模の契約!カタールの船について調べてみた

2020年6月7日日曜日

カタール観光

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世界有数の天然ガス輸出国!


カタール紹介のブログ内でも少しお伝えしましたが、
カタールはLNG(液化天然ガス)の輸出で国の経済が成り立っています!

LNGの輸出規模ですでにカタールは常にトップ争いを世界で繰り広げていますが、さらにLNGの生産を年間77百万トンから2027年までに126百万トンに増やす計画があるようです。

その名も、ノースフィールド拡張プロジェクト! 
プロジェクトが完工すれば、世界首位の座は間違い無いです٩( 'ω' )و


史上最大の船の契約!?

(画像はQatargasより)

前置きが長くなりましたが🙈
今月1日、カタール 国営石油(Qatar Petroleum)が、韓国の造船所、通称”ビッグ3”と約2兆円相当のLNG船造船協定を結んだそうです。

その規模、なんと100隻以上
過去最大規模の造船協定とのことです🙉。さすが世界最大のLNGカンパニーです!

色々調べてみると、造船協定とは契約より前に結ぶもので、造船所の建造スペースを仮予約するシステムのようです_φ( ̄ー ̄ ) 
カタールが今回結んだ協定も、これに該当するのでしょうか?(間違っていたらごめんなさい・・・🙉)


署名式はオンラインで行なわれました!


こちらに住んでいると、よく仰々しい署名式典の写真を新聞で見かけるのですが、コロナの影響を受け今回はテレビ電話で実施したようです🐵


ちょっと謎ですが、テレビ電話でどうやって両者が直筆で1つの書類にサインしたのでしょうか(°▽°)?


それはさておき🙈
現地紙によればカタールのアルカービ エネルギー担当国務大臣は、今後78年間の船の需要をまかなうために、2027年までの世界のLNG船造船スペースの約60%を確保した」と発言しているようで、世界と戦う気満々ですo(`ω´ )o

アルカービ大臣は、カタール石油のCEOも兼務しているようで、とてつもない権力を持っているみたいです🙉。


テレビ電話の様子。上段中央が、アルカービ大臣です。
(画像はQatargasより)

日本の造船会社は?


 日本にも、三菱重工業や川崎重工業、三井E&S造船などの造船会社がいくつかありますが(°▽°)
どうしてこんなに需要のあるカタールとビジネスしないのでしょうか(°▽°)(°▽°)(°▽°)?

じつは、各国の政治的背景が影響しているようです!
 かつて造船といえば、日本!でした。しかし今では、韓国中国が世界で頭ひとつ抜けています。

というのも、両国は政府が多額の資金を投入し、造船所を支援してるかららしく🙈 
その結果、とんでもなく安い価格で船の提案できるとのことです。

日本は民間企業が頑張っているのになんか不平等な気も🙈。日本もWTO協定違反と非難していますね!

そんなこんなもあり、日経新聞によれば、川崎重工もカタールの造船案件に手を上げたものの、結局船の値段で負けてしまったみたいです。

あの「ダイヤモンド・プリンセス」や「飛鳥」を造った日本の造船会社にはぜひ世界で頑張ってもらいたいです!


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カタールの首都ドーハで楽しく息しています。 カタールのグルメ、宿泊ホテル、観光地を中心にレポートしていきます٩( 'ω' )و
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